2025年5月15日、世界の株式市場は大きな動きを見せました。米中貿易摩擦の緩和や、堅調な経済指標、AI・半導体を中心とした株高を背景に、投資家のリスク選好が強まっています。本記事では、米国・日本市場の動向、経済ニュース、注目セクターと銘柄を2000文字超で詳しく解説します。
🇺🇸 米国市場の動向(5月14日)
- ダウ平均:+2.81%(+1,160.72ドル)→ 42,410.10ドル
- ナスダック総合:+4.35%(+779.42pt)→ 18,708.34
- S&P500:+3.26%(+184.28pt)→ 5,844.19
✅ 要因:
- 米中が相互関税の大幅引き下げに合意。
- FRBによる6月以降の利下げ観測が強まる。
- NVIDIAなどAI関連企業の好決算。
📈 セクター別強気: 半導体、テック全般、通信、ソフトウェア
🗾 日本市場の動向(5月15日)
- 日経平均:前日比 +1.0%
- TOPIX:前日比 +0.8%
- 先物:一時500円安も反発
✅ 影響要因:
- 米国株高の流れを引き継ぎ好スタート。
- 一時的に円高進行(ドル円 146.75円)→ 輸出株に逆風。
- 国内の建設・住宅関連の経済指標が好調。
📰 経済ニュースまとめ
✅ 日本指標
- 建機出荷(2月):前年比 +0.7%
- 自動車輸出(2月):前年比 +3.0%
- 住宅着工(3月):前年比 +39.1%
→ いずれも景気の回復感を示す好材料 📊
✅ 米国指標
- CPI(4月):前年比 +2.3%(予想より鈍化) → FRBの利下げ期待を高める📉
🔍 注目日本株5銘柄の詳細分析
1. 東京エレクトロン(8035)
- 株価:35,210円(+1.5%)
- テクニカル:全移動平均線上、MACD陽転、RSI 65
- ファンダ:AI向け需要回復、2025年3月期は業績回復基調
- 投資判断:
- 買い時:34,000円 売り時:37,000円 損切り:32,000円
2. 日産自動車(7201)
- 株価:350円(+2.0%)
- テクニカル:MACD買いシグナル、RSI 60
- ファンダ:新型EV投入、為替の追い風あり
- 投資判断:
- 買い時:340円 売り時:370円 損切り:330円
3. トヨタ自動車(7203)
- 株価:2,150円(+0.8%)
- テクニカル:上昇トレンド継続、MACD好転
- ファンダ:米中関係改善=海外販売回復に期待
- 投資判断:
- 買い時:2,100円 売り時:2,300円 損切り:2,050円
4. ニデック(6594)
- 株価:9,800円
- テクニカル:MACD陽転、RSIやや高め(70付近)
- ファンダ:米関税の影響が軽微、EV関連の成長期待
- 投資判断:
- 買い時:9,500円 売り時:10,500円 損切り:9,200円
5. 富士通(6702)
- 株価:19,500円
- テクニカル:MACD陽転、RSI 60で健全
- ファンダ:純利益+77%、10期連続増配予定
- 投資判断:
- 買い時:19,000円 売り時:21,000円 損切り:18,000円
📝 総括
📊 米国市場の全面高 → 日本株も追随上昇 🔁 **為替の動向(円高)**に注意 🏗️ 建設・輸送・住宅系の国内回復もポジティブ材料 📈 注目銘柄は半導体・輸出系・高収益銘柄
👉 今後の注目は、日銀の金融政策・米中協議の進展・CPIなどのインフレ指標。焦らず、押し目を狙った戦略が有効な戦略と考えます。気張って行きましょう。
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